貴重書展
※貴重書展は終了しました。過去最高の757名のご来場をいただきありがとうございました。
ご案内
人類がつくりだした建築の精密な設計図、美しい図絵の数々を公開
近畿大学中央図書館では、毎年テーマを決めて貴重書展を開催しています。
第20回目となる今回は「時代を越えた建築美-Artificial Landscape-」をテーマに、建築論をはじめとする建築関連書のほか、『エジプト誌』、『百科全書』などからも建築物や庭園、景観に関連した書物約40点の展示を行います。
古くはローマ時代から継承されてきた様式やモチーフ、現存する建築物や景観が、まさに時代を継ぎ、越えてきた様をご覧ください。
日時
2013(平成25)年11月7日(木)~13日(水)
10:30~19:00(日曜日は18:00まで)※入場無料
場所
近畿大学中央図書館 2階 第1演習室
主な出展資料
左より、ナポレオン『エジプト誌』1809-1822年、セルリオ『建築の書』1566年、『江戸名所記』寛文2(1622)年
- ウィトルウィウス『建築十書』バルバロ版 1567年
- パラーディオ『建築の四書』 1570年
- スカモッツィ『世界建築の思想』 1615年
- ヴィニョーラ『建築の5つのオーダー』 1640年
- コンドル『日本庭園入門』 1893年
ミニ講義のご案内 (予約不要)
『建築ドローイングの視点』
日時
11月9日(土) 14:00~15:00
場所
近畿大学中央図書館 2階 第2演習室
講師
近畿大学建築学部 教授 奥冨 利幸
講師の紹介(近畿大学教員情報詳細ページ)
(YouTube動画 近畿大学建築学部WEB講義「歴史と風土の中から建築を考える」へ )
講師からの一言
ドローイングとはDrawingから来た外来語で製図という意味を持つが、建築分野では、入念に描きこんだ図面を指す場合が多い。
ドローイングは、地域や時代を越えて、さまざまな態様で描かれてきたが、本講座では、ドローイングの表現手法とそこに込められた意図を紐解きながら、ドローイングの面白さを探ってみたいと思います。
古代エジプトの建築と遺跡
日時
11月10日(日) 14:00~15:00
場所
近畿大学中央図書館 2階 第2演習室
講師
近畿大学文芸学部 教授 髙宮 いづみ
講師の紹介(近畿大学文芸学部教員情報詳細ページ)
講師からの一言
講師からの一言: 古代エジプト文明(前3000年頃~30年)は、石造建築を豊富に生み出した世界最古の文明であり、現在もナイル河のほとりには多数の大型石造建築が遺されている。角錐形のピラミッドや柱が立ち並ぶ神殿がその代表的な例である。
当時の人々はこれらの建造物を精密に描くことはほとんどなかったが、18世紀の終わりから19世紀の初めにかけてエジプトに滞在したナポレオンの軍隊に同行した画家たちは、西洋建築の描画法で美しい古代建築の姿を描いた。
この講義では、ナポレオンの『エジプト誌』を含めて、古代エジプトの建築美についてお話しする。
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