このページの本文へ移動します。

KINDAI UNIVERSITY

貴重書・コレクション

貴重書展

第22回近畿大学中央図書館貴重書展 偉大なる知の編纂

  • 貴重書展は全日程を終了しました。開催期間中、多数の方にご来場いただき、ありがとうございました。ご来場頂いた皆様、開催にあたりご協力頂いた皆様にあつく御礼申し上げます。

ご案内

近畿大学所蔵の貴重な資料を期間限定で公開

近畿大学中央図書館では、毎年テーマを決めて貴重書展を開催しています。
第22回目となる今回は、知の円環を目的にあらゆる事物や事柄の知識を編集した百科事典、言葉や文字を収集し分類した辞典・字典類、百科事典と関係性が深い図譜など、一般的に参考図書と呼ばれる書物を約40点展示いたします。
普段目にすることのない貴重な原典資料に親しんでいただければ幸いです。

日時

2015(平成27)年11月11日(水)~17日(火)
10:30~19:00(土・日曜日は18:00まで)※入場無料

場所

近畿大学中央図書館 2階 第1演習室

キャンパスマップ

主な出展資料

左より、チェンバーズ『百科事典』1728年、ジョンソン『英語辞典』1755年、ヨンストン『動物図譜』1660年

  • ディドロ/ダランベール『百科全書』 1751-80年
  • 寺島良安『和漢三才図会』 正徳5(1715)年跋
  • ウェブスター『アメリカ英語辞典』 1828年
  • ヘボン『和英語林集成』 1867年
  • ヴェザリウス『人体の構造について』 1543年
  • ドドネウス『植物誌』 1616年
  • 森嶋中良『紅毛雑話』 寛政8(1796)年
  • 『韻府群玉』 (五山版)南北朝半ば頃
  • 『康煕字典』 康煕55(1716)年

ミニ講義のご案内(予約不要)

「より良いコミュニケーションをめざして : 日本人のユーモア」

日時

11月13日(金) 13:30~14:30

講師

近畿大学文芸学部 特任教授(英語村村長) 北爪 佐知子
講師の紹介(近畿大学教員情報詳細ページ)
英語村(E-cube)ホームページ
文芸学部英語コミュニケーション学科ホームページ

講師からの一言

この講演では、「日本のユーモアとは何か?」を考察するため、「日本最古の漫画」と称される、鳥羽僧正の筆による『鳥獣戯画』を紹介する。さらに、「最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス世界記録に認定されている人気アニメ『サザエさん』のユーモアを鑑賞して、現代の日本人の好むユーモアについて考察する。

「百科全書の系譜を辿る-中近世ヨーロッパの人々はどのように〈世界〉を捉えてきたか」

日時

11月14日(土) 14:00~15:00

講師

近畿大学文芸学部 准教授 図師 宣忠
講師の紹介(近畿大学教員情報詳細ページ)
文芸学部英語コミュニケーション学科ホームページ

講師からの一言

本年度の貴重書展の見所は、何と言ってもディドロ/ダランベール『百科全書』とチェンバーズ『百科事典』とが並んで展示されるところ。またその他、各種辞典類に加えてさまざまな精細な博物図譜も陳列されます。これらの書物は一体どのようなコンテクストのもとに生み出されてきたのでしょうか。
このミニ講義では、このような近世ヨーロッパにおける知の編纂という営みを、中世にまで遡って歴史的に辿ってみたいと思います。あらゆる事物や知識を収集し、整理・分類を通じて<世界>を捉え尽くそうという欲望の向こうに果たして何が見えてくるでしょうか。

「有岡氏と歩くキャンパス内の樹木案内」

日時

11月15日(日) 13:00~14:00
フィールドワーク 場所/近畿大学東大阪キャンパス(12:50中央図書館1階集合)
※荒天の場合は第2演習室での講演になります。

講師

植物文化史研究家 有岡 利幸 氏(第47回毎日出版文化賞受賞)

講師からの一言

日本の文化は、西欧の石の文化に対して、木の文化だといわれています。当日は近畿大学本部キャンパスに植えられている樹木20種余りの樹木を巡りながら、その樹木に関わる話をして参りたいと考えています。
それも植物学にいうような、堅苦しい話はほとんどありません。それぞれの樹木の一般的に持っていて欲しい知識と、それよりもこんなことは知らないだろうとちょっぴり自慢できるようなエピソードを話したいと思っています。

リンク

ダウンロードコンテンツ

Adobe Readerのダウンロード

PDFデータをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerはアドビシステムズ株式会社Webサイトより無償配布されておりますのでインストールください。

貴重書展一覧に戻る