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雛形本とは、江戸時代初期に成立した木組み、部材および部材間寸法の比例、図案などを示す建築設計の手引書である。雛形本では、図画が技術説明のために不可欠な要素となっている。もともとは、近世初期の大工棟梁家において体系化され一子相伝とされた秘伝書であった。 本書は、江戸日本橋の須原屋茂兵衛によって刊行されたもので、その後の木造建築技術における教科書的な書物となっていった。
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