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KINDAI UNIVERSITY

今だから読んでもらいたい本(脳の筋トレ、本を読もう)今だから読んでもらいたい本(脳の筋トレ、本を読もう)

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴ってキャンパスへの立ち入りが制限され、
在宅での学修を余儀なくされている学生の皆さんに、「今だから読んでもらいたい本」を贈ります。
学長・副学長・各学部長等が、今後の人生を皆さんが大切に生きていくために、
この機会だからこそ手にしてほしい本を選びました。読書を通じて心をほどき、思考を鍛え、
このような状況でもつねに自らの意志で学ぶ姿勢を培うことを願って、
教員各々からのメッセージに、オンラインで図書を購入できるギフトコードを添えたプレゼントです。
※学部・役職は2020年5月当時のものです。


細井 美彦
学長

読書の効用を君に

皆さんは、コロナ感染による緊急事態宣言により、命の為に行動の自粛が求められ、様々にご努力されていたかと思います。日頃、自由に慣れた私たちには、制約された環境では息苦しくストレスがたまることもあります。そんな時、読書は、本を選ぶことによる自己決定や読みながら自由に空想することで、ストレスを大いに軽減してくれます。また大学で学ぶ日々に、遅々として進まぬ学びのもどかしさを感じる時、読書はまだ知らない一塊の知識を皆さんに披歴し、学びのストレスを少なからず取り去ってくれます。人生で困難に出会った時、読書の持つ効用を味方にしておけば、たいへん役に立ちます。
しかし、その読書の効用を実感させてくれる良い本に巡り合うのは、なかなか難しいのです。そこで本企画は、徒然草の第52段に「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり*」とあるように、これから皆さんを指導して下さる先生方に、皆さんにふさわしい本をご推薦頂きました。これを機に、推薦された先生方の顔を思い浮かべながら、ぜひ自分で本を手に取り、読書を人生と言う長い旅路の友とするきっかけを作って欲しいと願っています。

*註釈:簡単なことでも指導者は必要なものだ。

追記:本学アカデミックシアターは、よき友となる本を図書館から手繰り寄せ、巡り合える工夫(選書)が、博覧強記の哲学者・松岡正剛先生の手によってなされた優れた施設です。大学に来たら、是非ここに足を運んでください。


図書館長・学部長・研究科長の
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