著 者 | チャールズ・ダーウィン |
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出版地 | ニューヨーク |
出版年 | 1871年 |
ダーウィンは、イギリスの博物学者、生物学者。1831年に海軍の測量艦ビーグル号に乗船し、5年間南半球を周航した。その間に得た生物学的、地質学的な観察が、進化論の形成の基盤となった。
本書は、『種の起源』において展開された進化説を12年の後に人間に適用し、心理学の分野へと拡げていった。人間が「下等な種」に由来することを説いた上で、形態、心的能力、知的能力、道徳的性質が「下等動物」からいかにして進化してきたかを示した。
展示本は、イギリスで出版された初版と同年刊の米国版である。