10月貴重書常設展示(2023年10月31日まで)
2023.10. 2 お知らせ
岡田啓, 野口道直撰 小田切春江図画 『尾張名所圖會』前編7巻
出版地 | 名古屋 |
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出版年 | 天保15(1844)年 |
『尾張名所図会』は、尾張国(現在の愛知県)の名所旧跡や神社仏閣、市やそこに集まる人々の様子を絵図と読みやすい文章で著した地誌で、現在の旅行ガイドにあたるものである。前編は名古屋・熱田を含む愛知郡・知多郡・海東郡・海西郡が収録されている。
尾張藩士で国学者の岡田啓と、西枇杷島の青物問屋主人で教養人の野口道直が著し、画家の小田切春江や春江の師にあたる森高雅や沼田月斎など尾張藩を代表する浮世絵師が挿絵を描いている。