第16回 近畿大学中央図書館貴重書展開催のお知らせ
2020.1. 1 イベント
第16回近畿大学中央図書館貴重書展
「Science」の革命
今回の蔵書展は終了しました。
多数のご来場ありがとうございました。
ご案内
近畿大学中央図書館では、毎年テーマを決めて蔵書展を開催しています。
2009年は、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を製作し天体観測をしてちょうど400年にあたります。また、イギリスの生物学者チャールズ・ダーウィンの生誕200年、さらに彼の主著 自然選択による進化論を展開した『種の起源』の出版150年でもある記念すべき年です。
そこで、今回の蔵書展は、天文学と生物学を中心に、後世に多大な影響を与えた15世紀半ばから19世紀にかけての貴重書を37点展示いたします。現代に至るまでの科学史の一端をぜひご覧ください。
また、近畿大学理工学部生命科学科 教授 藤川 和男、近畿大学理工学総合研究所 教授 湯浅 学によるギャラリートークの開催を予定しています。ぜひご参加ください。
日時
2009(平成21)年11月13日(金)~19日(木)
10:30~19:00(日曜のみ18:30まで)入場無料
出展作品一覧(展示順)
- ヒギヌス 『詩的天体論』(インキュナブラ) ヴェニス 1485年
- レギオモンタヌス 『アルマゲスト注釈』(インキュナブラ) ヴェニス 1496年
- ベーコン 『学問の進歩と尊厳』改訂英語版 オックスフォード 1640年
- デカルト 『幾何学』 ライデン 1649年
- コペルニクス 『天体の回転について』 ニュルンベルク 1543年
- ケプラー 『新天文学』 ハイデルベルク 1609年
- ガリレイ 『太陽黒点論』 ローマ 1613年
- ガリレイ 『二つの宇宙体系についての対話(天文対話)』 フィレンツェ 1632年
- ガリレイ 『新科学対話』 ライデン 1638年
- ガリレイ 『著作集』全3巻 フィレンツェ 1718年
- クラヴィウス 『サクロボスコの天体論』 リヨン 1602年
- ホイヘンス 『土星の体系』 ハーグ 1659年
- ホイヘンス 『振子時計』 パリ 1673年
- ニュートン 『自然哲学の数学的原理』 ロンドン 1687年
- ラプラス 『天体の機構について』 パリ 1796年
- ガウス 『天体運行論』 ハンブルク 1809年
- ブラウ 『天文学指針:天地二球用法』 アムステルダム 1655年
- フラムスティード 『天球図譜』第2版 パリ 1776年
- ホークワークス編 『クック世界周航記(第1回航海)』全3巻 ロンドン 1773年
- リンネ 『自然の体系』第2版 ストックホルム 1740年
- ツュンベリー 『日本植物誌』 ライプツィヒ 1784年
- ツュンベリー 『日本植物図譜』 ウプサラ 1794-1805年
- ツュンベリー 『日本紀行』仏語初版 全4巻 パリ 1796年
- フンボルト 『コスモス』全5巻 シュツットガルト 1845-62年
- ブロンメ編 『フンボルトコスモス付図集』 シュツットガルト 1851年
- ゲスナー 『動物誌』全5巻3冊 チューリッヒ 1551-87年
- ディドロ/ダランベール 『百科全書』全35巻 パリ 1751-80年
- ダーウィン 『種の起源』 ロンドン 1859年
- ダーウィン 『人間の由来と雌雄選択』米国版初版 全2巻 ニューヨーク 1871年
- ダーウィン 『植物界における他家受精と自家受精の効果』 ロンドン 1876年
- ゴールトン 『指紋』 ロンドン 1892年
- ユークリッド 『幾何学原論』(インキュナブラ) ヴェニス 1482年
- マルサス 『人口論』第5版 全3巻 ロンドン 1817年
- マルクス 『資本論』仏語初版 パリ 1872年
- ハーヴィ 『動物発生論』 アムステルダム 1651年
- ジェンナー 『牛痘の原因および効能に関する研究』 ロンドン 1798年
- フィルヒョー 『細胞病理学』 ベルリン 1858年
ギャラリートークのご案内
--ギャラリートークは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。--
ダーウィンの『種の起源』について
日時
11月15日(日)13:00~14:00
講師
近畿大学理工学部生命科学科 教授 藤川 和男
ガリレイ、ケプラー時代の発見と身近な天文現象
日時
11月15日(日)14:30~15:30
講師
近畿大学理工学総合研究所 教授 湯浅 学