Alcock,Rutherford, 1809-1897 The Capital of the Tycoon : a narrative of a three years' residence in Japan London: Longman, 1863.
著者 | ラザフォード・オールコック |
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出版地 | ロンドン |
出版年 | 1863年 |
ラザフォード・オールコックは、1859(安政6)年に来日した初代駐日英国公使。著作には多くの日本関係のものがあるが、滞日3年間の体験を記した『大君の都』は、当時の日本を知るための貴重な文献としての評価が高い。「大君(Tycoon)」とは徳川将軍のことで、幕末に用いられた称号である。 本書のなかには、オールコックが、外国人として初めて富士山に登頂した様子も詳細に記されている。カラーを含む石版図版のほか、挿絵が多数収録されており、その多くが著者自身によって描かれている。