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KINDAI UNIVERSITY

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2018年

2018.12. 3 12月貴重書常設展示(12月1日~27日)

『クリスマス・ブックス』5冊

Christmas Books.
Charles Dickens, 1812-1870.

著者 ディケンズ
出版地 ロンドン
出版年 1843年-1848年

チャールズ・ディケンズは、ヴィクトリア朝時代を代表するイギリスの小説家。『オリバー・ツイスト』、『二都物語』など多くの作品があるが、中でも『クリスマス・キャロル』を始めとするクリスマスの物語は多くの人に愛された。
クリスマスの1週間前に書き下ろし作品として、1843年から1848年にかけて、ほぼ毎年刊行された『クリスマス・キャロル』、『鐘の音』、『炉辺のこおろぎ』、『人生の戦い』、『憑かれた男』の5作品は、1852年に『クリスマス・ブックス』と題して1冊にまとめられている。また、ディケンズは1850年から1867年までクリスマスに関する20作品を執筆している。これらの作品により、ディケンズの名とクリスマスは分かちがたいものとなっている。


『クリスマス・キャロル』 ロンドン 1843年
A Christmas carol, in prose : being a ghost story of Christmas.
London: Chapman & Hall, 1843.

『鐘の音』 ロンドン 1845年
The chimes : a goblin story of some bells that rang an old year out and a new year in.
London: Chapman & Hall, 1845.

『炉辺のこおろぎ』 ロンドン 1846年
The cricket on the hearth : a fairy tale of home.
London: Bradbury & Evans, 1846.

『人生の戦い』 ロンドン 1846年
The battle of life : a love story.
London: Bradbury & Evans, 1846.

『憑かれた男』 ロンドン 1848年
The haunted man and the ghost's bargain.
London: Bradbury & Evans, 1848.