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KINDAI UNIVERSITY

貴重書・コレクション

貴重書展

第23回近畿大学中央図書館貴重書展 絵を楽しむ貴重書展

ご案内

絵を楽しむ貴重書展

近畿大学中央図書館では、毎年テーマを決めて貴重書展を開催しています。
第23回目となる今回は「絵を楽しむ貴重書展」をテーマに、「絵」にスポットをあてた展示を行います。過去の展示会で人気を集めた奈良絵本やラッカム挿絵画など 約40点余を選りすぐって紹介します。
いつの時代も人々を惹きつけてやまない多彩な「絵」の魅力をお楽しみください。

日時

2016年11月9日(水)~15日(火)
10:30~19:00(土・日曜日は17:00まで)※入場無料

場所

近畿大学中央図書館 2階 第1演習室

キャンパスマップ

主な出展資料

左より、『聖務日課書』(写本)15世紀後半頃書写、山本芳翠画/ゴーティエ『蜻蛉集』(仏訳古今和歌集)1884年

  • 『イエローブック』1-4巻1894 -1895年
  • 鳥居清満筆『分福茶釜』江戸時代後期刊
  • 山東京伝『奇妙図彙』享和3(1803)年
  • 『伊勢物語』(奈良絵本)江戸前期頃書写
  • 『ふんしやう』(奈良絵本)江戸前期頃書写
  • 秋里籬島撰/竹原春朝斎画『大和名所図会』寛政3(1791)年
  • バヤール他挿絵/ユゴー『レ・ミゼラブル』1879 -1882年
  • ラッカム画/キャロル『不思議の国のアリス』1907年
  • 藤田嗣治画/キク・ヤマタ『日本八景』1927年 他

ミニ講義のご案内(予約不要)

「藤田嗣治の日本」

日時

11月12日(土) 13:30~14:30

講師

近畿大学文芸学部 准教授 剱持 あずさ
講師の紹介(近畿大学教員情報詳細ページ)

講師からの一言

今回の貴重書展には、画家・藤田嗣治(1886-1968)が挿絵を描いた書籍が4点出品されています。
藤田は東京美術学校(現在の東京芸術大学)を卒業した後渡仏し、フランスで画家として成功をおさめました。第二次世界大戦の戦況が悪化したことで帰国しますが、日本の 画壇では高い評価を得られず、戦後フランスに帰化し、同地で没しました。日本に対しては複雑な思いを抱えていた藤田ですが、自らの出自や祖国の文化には深い愛着があったようです。
このミニ講義では、出品資料をながめつつ、藤田の画業や、その絵の向こうに透けて見える日本について考えてみたいと思います。

「楽しくだまされるトリックアートの世界」

日時

11月13日(日) 14:00~15:00

講師

近畿大学文芸学部 教授 岩岡 浩二(航路)
講師の紹介(近畿大学教員情報詳細ページ)

講師からの一言

そもそも絵画は、三次元の空間を二次元に表現したものなので、鑑賞者をだましている わけですが、それをもっと驚きとして作品にしているものがあります。だまし絵は、とても面白い絵ですがボーッと見ていると、だまされていることにも気付かないこともよくあります。
絵画だけでなく、その他の造形芸術の世界でも様々な手法を駆使して、楽しくだましてくれる作品がたくさんあります。トリックアートは、人間の視覚の盲点をつき驚きを感じさせてくれる造形芸術です。トリック作品画像を見ながら、一緒に謎解きをしていきましょう。

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